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診察番号: 064 |
彼を見下す気持ちがあり、結婚を悩んでいます |
私は付き合って10ヵ月程の彼と「別れ」か「結婚」の決断を迫られています。 彼は7つ上で、最近よく「結婚しよう」と言ってきます。しかし私は彼と結婚する気がないわけではありませんが、まだ彼との関係には不安があり、別れようかとも考えています。 彼はまっすぐで、私の事も大事にしてくれてるような気もしますが、自分勝手なのか口が下手なのか、自己中心的に思えることが多々あります。そんな彼の言葉や要領の悪さにいつもイライラして素直に「うん」とは言えずにあたってしまいます。 ふだん合うのは週末だけで、平日は彼からの電話のみです。週のはじめの方は寂しかったり会いたいと思うこともあるのですが、時間がたつにつれて、まるで心が砂時計になったかのように気持ちが薄れていってしまいます。そして電話もそっけなくふるまってしまいます。 彼とは育ってきた環境が全然違く、親に甘えて育ってきている彼を羨ましい半面見下してしまうこともあります。 彼は悪い人ではないので、本当は大好きになりたいのですが、なりきれていない自分がいます。 そんな彼と結婚してもうまくやっていけるのか不安です。 (24歳 女性 千葉県 独身) |

あくまでも統計上の話ですが、
1) 親に甘やかされて育った男性
2) 口下手な男性
3) 自己中心的なふるまいをしがちな男性
は、結婚したとたんにDV夫に変身していくことが少なくありません。そして2年以内の離婚率はほぼ100パーセントといっても過言ではありません。これは私がいろいろなご夫婦をカウンセリングしていても、実際に強く感じることです。
あなたの彼は、失礼ながら上記のことが3拍子そろっているようですので、とても心配です。あなたはまだお若いのですから、疑問や不安を抱きながら結婚をするのではなく、もっとたくさん恋をして、「この人となら、どんな苦労でもしたい!」と心の底から思える人と出会えるのを待った方がいいと思いますよ。
今の彼は年齢が7つも上ということですから、経済的、社会的にいろいろと頼れたり便利だったりすることもあると感じるかもしれませんが、それは「今だけ」です。結婚前の「便利さ」は、結婚しても「愛情」には変わりません。都合のいい相手よりも、むしろ、苦労を買ってでも添い遂げたいような人と、手を取り合って生きていくのが、本来的には豊かな結婚だと思います。
少し大げさになってしまいましたが、あなたがそのくらい大好きになれる素敵な人が、必ずどこかにいます。まだその人と出会っていないのだと思いますよ。その若さで妥協などしないで、まだまだたくさんいい恋愛をして、めいっぱい幸せな結婚をしてほしいと強く思います。
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植木理恵
1975年大分県生まれ。心理学者。臨床心理士。
東京大学教育心理学科卒業後、文部科学省(日本学術振興会)にて特別研究員を勤める。心理学会において、「城戸奨励賞」「優秀論文賞」などの学会賞を最年少受賞。現在は慶応大学で講義をおこなうとともに、都内心療内科にて心理カウンセラーとして勤務。
学術的研究にとどまらず、営業交渉の心理、恋愛心理からダイエットに役立つ心理学まで、よりポピュラーで幅広いジャンルを対象とした著書・雑誌取材も多数。
植木理恵のサイコロジー・カフェ http://rie-ueki.dyndns.org |









